ゴルフ会員権業者になるのは難しい?
自分が会員権業者になろうとしたら
どれだけ難しいのでしょうか?
という質問をいただきました。
会員権の仕事は好きなゴルフを楽しみながらにできる。
会員権業者が魅力ある職業に外から見えるのでしょうか?
バブル崩壊後、ゴルフ会員権は
急激な値下がりに見舞われました。
預託金以下に値下がりし、償還請求が多発し
預託金を返すことができず
ゴルフ場の大倒産がおこりました。
800コース倒産したといわれております。
倒産したゴルフ場を外資などが買収しました。
外資(下記に注)は利益をあげるため集客に力を入れました。
値下げ競争を引き起こし、会員料金とビジター料金がほとんど変わらない価格になりました。
その結果会員権の魅力がなくなり買い希望がなく会員権相場がほとんどつかないゴルフ場が目につくようになりました。
特に外資が買収したゴルフ場に目立つようになりました。
平成10年頃と比較し全国で11万件ほどあった名義書換数がおそらく5万件ほどに半減したと思われます。
会員権業者は厳しい状況に追い込まれました。
大変ですね。よく続いていますね。
とよく言われてきました。
この厳しい状況下もし成功できるとしたら
・顧客を多数もっている。
・ゴルフ場を知っている。
・会員権の知識を持っている。
・新規顧客開拓ができる
・インターネット集客ができる。
ネットを利用しない高齢者が多いので
ネットだけではダメ
電話やDMなど掘り起し営業が必要です
・ある程度の資金力が必要です。
買取資金
軌道に乗るまでの運転資金
売買情報を知る必要があります。
売買情報が充実しているゴルフ会員権組合加盟が必要。
組合に入るには1年の実績、組合員の推薦、入会金が150万円ほどかかります。
顧客開拓がうまくいかなければ苦しいビジネスになります。
好きなゴルフを通じて商売ができるとカンタンに考えたら甘いと思います。
どう考えても市場が拡大していく事業とは言えません。
やめる業者はあってもほとんど新規参入はありません。
ズバリ
会員権業参入はおすすめできないといわざるをえなくなりました。
注:外資とは
(現在は親会社の株売却で外資とはいえなくなりました。)
ゴルフ場最大手アコーディアゴルフ