名義書換料減額
よく書換料減額等を目にしますが、何故あんなに頻繁にあるのでしょうか?
また一度行われたら暫くは行われる事はないのでしょうか?」
という質問をいただきました。
リーマンショックがあった2008年(年初の平均相場300万円)以来、4年半ほどでゴルフ会員権の平均相場が約半額に落ち込みました。(平成24年4月6日の平均相場146万円)
会員権相場と比べ、名義書換料が不釣り合いに高止まりし、会員権購買意欲の減退につながりました。
名義書換料は顧客にとっては負担になるだけのお金です。
ところが、ゴルフ場の重要な収益源です。
書換料減額は「期間限定」で行われることが多くなりました。
(相場回復を期待して)書換料をすぐ(期間が終わると)元に戻せると考えたからでしょう。
「期間限定」を打ち出した初期は、顧客に早く手続きをしないと損と思わせる(焦らせる)ことができました。
会員権相場は期待に反して回復せず、値下がりが続きました。
「期間限定」をして、期間が終了しても、「再延長」、さらに「再々延長」するゴルフ場が出てきました。
減額をやめ、元に戻すと書換がほとんどなくなるからだと思われます。
「期間限定」「再延長」「再々延長」では、焦って会員権を購入する顧客はいなくなると思います。
かえって苦肉の策と顧客にみられイメージダウンとなると思います。
期間限定で書換料を安く入会できても、将来売却を迫られたとき、
名義書換料が高ければ(元に戻っていれば)誰も買ってくれるひとがいなくなるのでは?
と心配する顧客もおります。
当面大幅に会員権相場が回復することは考えにくいので、思い切った値下げを期間限定ではなく、(顧客が安心して入会できるように)長期的に打ち出すべきと存じます。
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アキゴルフサービスへ 電話 03−6418−2424(代)