女性(婦人)会員権
女性の場合、ゴルフ場入会に制限があることがあります。
海の向こうでも女性ゴルフ場会員の問題が起こっています。
「マスターズ"女性禁制”のジレンマ」として日本でも報道されました。
4月4日に開催される、マスターズのスポンサーIBMの新最高経営責任者(CEO)が女性になり、物議を醸しています。
トーナメント会場で主催者のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(米・ジョージア州)は創立以来80年間"女性禁制”だったとのことです。
IBMはオーガスタの有力スポンサーであり、今までCEOが招待されてきました。
この問題がどう解決されるのか、競技の行方とともに注目されることになりそうです。
日本の場合はどうでしょうか?
たとえば日本一相場が高い、小金井カントリー倶楽部では女性の入会は不可です。
日本の場合、ゴルフ会員権は市場で流通(売買)され財産性を持ちます。
女性入会可でも、会員数の制限のあるゴルフ場が相当数あります。
女性制限の理由は女性施設の不足を上げることが多いです。
男性より会員数が少ないので、会員権相場が男性より高値で取引される例があります。
例:東京よみうりCC(東京都) 1900万円 (男性1200万円):平成24年3月
横浜CC(神奈川県) 700万円 (男性350万円) "
女性のゴルフ熱の高まりに対応して、女性施設の拡充・充実し、女性客の取り込みに熱心なゴルフ場が出てきました。
女性枠を増やしたり(伊勢原CC:神奈川県)、女性制限の撤廃(大宮CC:埼玉県)に乗り出したゴルフ場もあります。
女性枠増や女性制限の撤廃により、相場が下落し、財産性を毀損することになる可能性があることに留意する必要があります。
女子プロの活躍、女性ゴルファーの増加などを背景に、女性(婦人)会員権が変わっていく可能性があります。
ゴルフ会員権のお問い合わせは
アキゴルフサービスへ 電話 03−6418−2424(代)