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外資系ゴルフ場
外資系ゴルフ場のインパクト

 


 

外資系ゴルフ場のインパクト

外資系2大ゴルフ場グループ(アコーデイア・ゴルフとパシフィックゴルフマネージメント)のインパクト。

2大外資ゴルフ場会社の業績(予想)が発表されました。

アコーデイア・ゴルフのこの3月期業績予想は売上677億円、経常利益98億円の予想。さらに積み上げがありうるとのことです。

一方、PGGIH(パシフィックゴルフグループ)は売上667億円、経常利益92億円の決算。

上場企業だから当然とはいえ、経営の透明化、情報の開示がされたことは、業界にとってゴルファーにとってのぞましいと歓迎されております。

外資系ゴルフ場の日本のゴルフ業界に与えた影響ははかり知れないものがあります。

バブル崩壊後、約600コース倒産しましたがゴールドマンザックスグループのアコーデイア・ゴルフとローンスターグループのパシフィックゴルフマネージメント(PGM)がそれぞれほぼ100コースづつ買収しました。

100コースの運営がスケールメリットを最大限に活かせる単位といわれております。

肥料など資材、乗用カートなど機材の大量購入によるローコスト経営に成功しました。

20%ものコスト削減が可能になったといわれております。

パシフィックゴルフグループインタナショナルホールデイングス(PGGIH)を2005年12月に東証1部に上場させました。パシフィックゴルフマネージメント(PGM)はPGGIHのゴルフ場運営子会社。約400億円の上場益を手に入れました。

またアコーデイア・ゴルフは2006年11月に同じく東証1部に上場いたしました。

外資系ゴルフ場会員は現在満足している?不満足?

外資ゴルフ場へは当初はかなりアレルギーがきかれました。

・年会費が高い。年会費を値上げ。
アコーデイア社は会員権の譲渡人へ年会費を月割り返還せず、譲受人から月割りで徴収。ダブル取り。
大厚木CCの場合 42,000円 → 63,000円
・ビジターとメンバーの料金が変わらない。パブリックと同じ。
「安い料金でビジターをどんどん受け入れる結果、コースが混雑してプレーに大きな支障が生じている。これでは会員制とは名ばかりで、パブリックと変わらない」と言われていました。

会員の不満が多く、会員権相場が低迷した時期がありました。

現在は概して会員の評判がよくなりました。

・コースのメインテナンスがよい。
・予約が取れる。(ビジター制限・メンバー枠確保で)

上場、ローコスト経営、年会費アップなどで経営が安定し、メンバー重視の運営ができるようになった。ムリな集客、ビジター依存の必要性がなくなったと思われます。

下記、セゴビアGCイン千代田(茨城県・PGM)の例のように年会費の値上げとセットで会員の権利がはっきり約束されました。

セゴビアGCイン千代田の年会費アップと会員特典実施(H18年1月)
年会費 正会員 31,500円 → 50,400円 
会員特典
・会員の平日グリーンフィー無料
・会員のナビゲーションシステムの利用無料
・会員の練習場利用終日無料
・予約組数の制限によりプレー進行の改善実施

プレステージカントリークラブ(PGM・栃木県)の会員特典も発表されました。(H19年3月)
プレステージCCの会員特典←ご参照下さい。

日本企業のゴルフ場経営にも大きなインパクトを与えました。
オリックス、東急不動産、ユニマットグループ、森ビル、森トラスト、東京建物などが積極的にゴルフ場買収を手がけております。

日本のゴルフ場の年会費値上げが相次ぎました。
必ずしも外資系ゴルフ場の年会費が高すぎるとはいえなくなりました。
H18年年会費値上げコース例
千葉CC   52,000円 → 84,000円
小金井CC 157,500円 → 210,000円

外資経営ゴルフ場会員権相場も回復してきました。

習志野CC(千葉県・アコーデイアG) 2006年2月102万円→2007年2月155万円
プレステージCC(栃木県・PGM)  2006年2月80万円 →2007年2月110万円

ゴルフ場をあまり利用しない会員にとっては年会費の値上げ、高い年会費は負担になり、不満の理由になります。

ところが比較的利用するメンバーにとってはメインテナンスがよくなった。予約がとれると喜ばれています。

スケールメリットによる高採算性と比較的高額な年会費収入などによって、クラブライフが楽しめる会員尊重の運営が可能になったようです。

経営交代(倒産)以前からもっていた個々のゴルフ場会員のクラブライフを尊重しているとも聞いております。

外資系としてスタートした両グループが日本のゴルファーに受け入れられ、アレルギーがいつのまにか消え、日本のゴルフ場として日本の風土に溶け込みつつあるようです。

・セルフプレー主体のゴルフ場の場合、プレーの進行に支障がある場合があり、ハーフ3時間ほどかかることがあります。
・遠隔地のゴルフ場など、周辺ゴルフ場との(ビジター)集客競争があり、混雑することがあるようです。
・ご入会のご検討はご自身でプレーをされ、ご納得のうえで入会をいただくことをおすすめ致します。


パシフィックゴルフマネージメント(PGM←ご参照下さい。


アコーデイア・ゴルフ←ご参照下さい。


石岡ゴルフ倶楽部ウエストコース縁故募集ご案内←アコーデイア・ゴルフのおすすめコース

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