株主会員制
株主会員制のゴルフ場は株主としての権利を行使できます。
決算報告などで経営状況の開示を受けられます。
小金井、相模原、武蔵、大利根、桜ヶ丘などの高額コースが株主会員制ゴルフ場です。
小金井はバブルのピーク時、4億円を越えたことが話題になりました。4億円の根拠は当時の小金井の解散価値、すなわち、会員数(当時420人)で割った、会員一人当たりの、当時の小金井の不動産価値が、参考となったといわれます。
古い株主会員制のゴルフ場は一方で問題も抱えております。
全会員が等しく1株をもちます。一般会員、理事長、社長も同じ1株ということは、発言権も同じということです。理想的な民主的なクラブ運営ができる可能性があります。
ところが、お家騒動や、怪文書騒ぎ、内紛がひと昔前多発しました。1株平等の株主会員制が、裏目に出ることがあることを、ご入会を検討されるなら、理解しておく必要があります。
大浅間など、会員権を預託金と株券と2種類発行するゴルフ場があり、多様です。
経営者側が過半数の株をもち、経営の安定を図っているゴルフ場もあります。株主会員制といっても、必ずしも会員の発言権が確保されているといえません。
株式会員制のゴルフ場が、高額な会員権が多いので、株式会員制にすると、会員募集がやりやすいという理由で株式制にしたゴルフ場があります。
預託金制の場合、返還義務が生じることを嫌って株式制にするケースもあります。
経営側と会員側の株数の比率をチェックする必要があります。
株式会員制といっても負の側面をもつこと、多様であることをご理解いただきたいと思います。
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